\最短当日予約OK/

突然耳が聞こえなくなったら要注意です。「朝起きたら急に片耳が聞こえない」「耳が詰まった感じが続いている」という症状は、突発性難聴の可能性があります。
突発性難聴はその名の通り前触れなく突然発症する耳の病気で、放置すると聴力が元に戻らなくなるリスクもあります。
原因
突発性難聴の原因は明確には解明されていません。
何らかの理由で内耳に炎症を起こしたり、内耳を養う血管の血流が何らかの理由で滞ったりすると、突然聴力が低下することがあるのです。その他、自己免疫反応(自分の免疫が内耳を攻撃してしまう)や、極度のストレスや疲労による自律神経の乱れも内耳の働きに悪影響を与え、発症に関与しているのではないかと考えられています。
ただし実際のところ、多くの患者さんでははっきりとした原因を特定できず、「これをすると突発性難聴になる」という明確な予防策もありません。つまり突発性難聴は原因不明の部分が多い疾患であり、誰にでも起こり得る可能性があるといえます。
症状
典型的な症状は片耳の突然の聴力低下です。
多くの場合、片方の耳にだけ起こり(両耳同時に起こるケースはごくまれです)、ある日突然耳が聞こえにくくなります。
具体的には「電話で片耳が全く聞こえない」「急にテレビの音が片側だけ聞こえづらい」などで気づくことがあります。耳鳴り(耳の中で「キーン」「ザー」といった音が聞こえる)や耳閉感(耳がふさがったような圧迫感)を伴うことも非常に多いです。人によっては周囲の音がこもって響く感じや、自分の声が頭の中で反響するように感じることもあります。また約3割ほどの患者さんではめまいやふらつきを感じることもあります。
ただし、激しい回転性のめまいが長く続く場合はメニエール病など他の疾患の可能性もあるため注意が必要です。突発性難聴そのものでは耳の痛みは通常ありません。「耳が急に聞こえない」「耳鳴りがする」といった症状に気づいたら、まず安静にしつつ早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
放置するリスク
突発性難聴を放置することは非常に危険です。聴力が急に低下した場合、「そのうち治るだろう」と様子を見るのは絶対に避けてください。
実際に軽症なら自然回復する例もないわけではありませんが、治療せずに放置してしまうと聴力が元に戻らなくなる可能性が高まります。特に発症から時間が経つほど治療による回復率は下がっていきます。
理想的には発症から1週間以内に治療を開始するのが望ましく、2週間以上経過すると聴力回復の確率が大きく低下するとされています。適切な治療のタイミングを逃すと、内耳のダメージが固定化して恒久的な難聴(片耳が聞こえない状態の固定)につながりかねません。
また、耳鳴りや耳の詰まった感じといった不快な症状が後遺症として残ることもあります。片耳だけだからといって侮ることはできません。人は両耳で音の方向を判断したり、騒がしい環境でも聞き取りやすくしたりしています。片耳の聴力が失われると日常会話で相手の声が聞き取りづらくなったり、車のクラクションなど危険を知らせる音に気づきにくくなったりと生活に支障をきたす場合があります。
「急に聞こえない」状態が少しでもあれば、一刻も早く耳鼻科専門医を受診することが大切です。
よくある質問(FAQ)
受診案内
突発性難聴は早期発見・早期治療が何より重要です。少しでも「あれ、おかしいな?」と思ったら、迷わず耳鼻咽喉科を受診してください。
田中外科医院では、耳鼻咽喉科専門医(日本耳鼻咽喉科学会認定)が在籍しており、突発性難聴の診療・治療にも対応しています。
