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めまい・ふらつきは自律神経の乱れかも?


田中先生、最近よく「ふらつく」「めまいがする」ことが多くて心配なんです…。何かの病気でしょうか?



それは不安ですよね。まだ分かっていないことも多いですが、言われていることとして「自律神経の乱れ」です。自律神経は体のさまざまな機能を無意識のうちにコントロールしている神経で、これが乱れると、めまいやふらつきが起こることがありますよ。
自律神経の乱れがめまい・ふらつきの原因となる可能性



自律神経ってそんなに大事なんですか?



ええ。自律神経は交感神経と副交感神経から成っていて、活動時と休息時のバランスを保っています。これが乱れると、血流の調節がうまくいかなくなり、脳への血流が減ってめまいやふらつきを感じることがあるんです。
生活習慣の改善による自律神経の調整



じゃあ、どうすれば整えられますか?



規則正しい生活が基本ですね。特に睡眠はとても大事です。毎日同じ時間に寝起きする、スマホを寝る前に見ない、などが効果的です。運動も軽くでいいので、ウォーキングを毎日15~30分ほど続けるといいですよ。
ストレス管理の重要性



最近仕事でストレスが多くて、それも関係ありますか?



大いにあります。ストレスは交感神経を過剰に働かせてしまうんです。これが長期間続くと、副交感神経がうまく働かなくなって、自律神経のバランスが崩れます。音楽を聴く、深呼吸をする、趣味の時間を取るなど、意識的にリラックスする時間を作りましょう。
気象の変化が自律神経に与える影響



気圧の変化でも体調を崩すって聞いたことあります。



その通りです。春先や梅雨時など、急な気温変化や気圧の低下は、自律神経の乱れを引き起こしやすくします。特に女性は影響を受けやすい傾向にあり、低気圧の日に体調が崩れるというのはよくあることです。
食生活の見直しと栄養素の摂取



食事も関係するんですか?



もちろんです。例えば、ビタミンB群は神経の働きをサポートしますし、鉄分が不足すると脳への酸素供給が減って、めまいや倦怠感の原因になります。タンパク質も神経伝達物質の材料になりますよ。
適切な入浴習慣の推奨



お風呂は毎日入ってるんですが、それも関係あるんですか?



ええ、入浴は副交感神経を活性化する良い習慣です。ただし熱すぎるお湯は逆効果なので、38〜40℃くらいのぬるめのお湯に10~15分程度浸かるのがベストです。
ツボ押しによる自律神経の調整



ツボ押しって本当に効くんですか?



東洋医学の観点ですが、たとえば手首の内側にある「内関(ないかん)」というツボは、自律神経の安定や乗り物酔いにも効果があるとされています。手軽にできるので、リラックスの一環として取り入れてみても良いでしょう。
まとめ
- 自律神経の乱れは、めまいやふらつきの原因になる。
- 規則正しい生活、特に「睡眠」「運動」「朝日を浴びる」ことが重要。
- ストレスをうまく発散することで自律神経のバランスを保てる。
- 気象の変化(特に低気圧・季節の変わり目)は自律神経に影響を及ぼす。
- 栄養バランスの取れた食事(ビタミンB群・鉄分・タンパク質の摂取)が重要。
- 38〜40℃のお湯での入浴が副交感神経を刺激し、リラックスに効果的。
- ツボ押し(内関など)も補助的手段として取り入れられる。